高校受験の勉強は時期によって変える
高校受験の勉強は時期によって変える必要があります。
どういうことでしょうか。
その話の前に、高校受験の勉強の流れを紹介します。
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高校受験の勉強の流れ
高校受験の英語の勉強の流れです。
1.中学生英語を理解する
2.覚えるべきところは覚える
3.要点整理の参考書で、文法のポイントを血肉にする
4.問題演習をする
上記1ですが、詳しくは中学生英語の勉強は「理解」を主眼に置くのページに書いています。要は、「基本にカエル英語の本」もしくは「もう一度、中学英語」を読めばいいです。
上記2ですが、「基本にカエル英語の本」の巻末に「覚えるべきこと」が、うまくまとまっているので、巻末をしっかり覚えましょう。
上記3ですが、詳しくは「正しい」中学生英語の問題集の選び方のページに書いています。要は、要点整理の参考書をうまく利用すればいいです。具体的には、「ゼロから始める! 大人のための中学英語(高橋書店)」の目次のページにある例文(日本語訳)を英語になおします。英語になおせない文があれば、文法の解説を読んで、英語になおします。すべて英語になおすことができれば、例文(英文)を暗記します。一週間ほど時間をあけてから、ふたたび、例文にある日本語訳を英語になおします。そうして、すべての英文を完全に覚えます。
上記4ですが、「正しい」中学生英語の問題集の選び方のページに書いています。要は、最初は「負担の少ない」、すなわち「ページ数が少なくて、使われている単語が簡単」な問題集を購入して、英語学習に慣れてくれば「網羅性」のある問題集を購入します。
高校受験の勉強の時期
高校受験の勉強は、できるだけ早い時期にはじめるようにしましょう。遅いからといって、手遅れではありませんが、他の受験生よりも不利になるのは確実です。
では、いつ頃から受験勉強をはじめればいいのでしょうか。
英語に関していえば、独学できる参考書があるため(上記の「高校受験の勉強の流れ」で紹介している参考書のことです)、中学校2年生からでも十分に受験勉強をはじめることができます。遅くても、中学校3年生になった頃には受験勉強をはじめておきたいものです。
このように早い時期から受験勉強をはじめた場合は、「高校受験の勉強の流れ」にある1から4まで順番通りに勉強すればいいでしょう。なお、上記の3「要点整理の参考書で、文法のポイントを血肉にする」が、中学校3年生の夏・秋になるように勉強の計画を立てるといいでしょう。
では、「中学校3年生の夏ごろから受験勉強をはじめた」のように勉強の開始時期が遅い場合は、どうすればいいのでしょうか。
受験勉強をはじめる時期が遅い場合は効率重視
受験勉強をはじめる時期が遅い場合、できるだけ効率的に勉強をする必要があります。具体的には以下のようにするといいでしょう。
1.要点整理の参考書で、文法のポイントのどこがわかっていないのか把握する
2.中学生英語を理解できる参考書で、1で判明したわかっていないところ」だけを読む
3.覚えるべきところは覚える
4.問題演習をする
上記1ですが、「ゼロから始める! 大人のための中学英語(高橋書店)」の目次のページにある例文の日本語訳を英語になおしていきます。ここで、スラスラと英語になおせないということは、そこを理解していないということです。わからなかったところはチェックしておきます(たとえば、不定詞の名詞的用法を英語になおせなかったとします)。
上記2ですが、上記1で英語になおせなかったところを「基本にカエル英語の本」もしくは「もう一度、中学英語」で探して、そこに該当するページを読みます(先ほどの例だと、不定詞の名詞的用法のページだけを読みます)。
上記3と4は先ほどと同じです。
上記4に関しては、時間の許す限りするようにしましょう。
このようにすれば、効率的に、弱点だけを強化できます。
なお、上記1で、日本語を英語に全くなおすことができなければ、「基本にカエル英語の本」もしくは「もう一度、中学英語」を読んで、中学生英語を理解することからはじめるといいでしょう。