中学生英語の参考書のタイプと選び方

中学生英語の参考書は、いくつかのタイプに分類できます。
どのタイプの参考書に、どういう特徴があるのかを知れば、より適切な参考書を選ぶことができるようになります。
中学生英語の参考書のタイプを知りましょう。
というわけで、まずは、中学生英語の参考書のタイプを紹介します。

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中学生英語の参考書のタイプ

中学生英語の参考書を大きく分けると、下記のように、いくつか種類があります。

1.文法の解説
「現在進行形」「過去形」「不定詞」「関係代名詞」などの文法を解説しているタイプの参考書です。まるで学校の授業のように語りかける口調で文章が書かれている参考書もあれば、イラスト満載で絵本のように楽しく中学生英語を学習できる参考書もあります。
(例)基本にカエル英語の本〜英文法入門編
(例)もう一度 中学英語

2.要点整理
「まとめ」の意味合いが強い参考書です。上記1は文法をしっかり解説していますが、2は説明のための文章が少ないので、「英語が苦手な人」「はじめて学習する人」には不向きです。逆に、「一通り中学生英語を学習し終えた人」が復習で用いる分に関しては最適です。
(例)ゼロから始める! 大人のための中学英語

3.問題演習
問題演習が中心の参考書です。上記1や2の形をとっていても、実質は問題演習である参考書も多々あります。

では、どのタイプの参考書を選べばいいのでしょうか。

中学生英語の参考書の選び方

どのタイプの参考書を選べばいいのかは、「目的」「実力「中学生英語の勉強にかけられる時間」次第です。具体的には、以下です。

<目的>
・中学生英語を理解したい→上記1「文法の解説」
・中学生英語を復習したい。一通り学習し終えた後、弱点を見つけたい、復習したい→上記2「要点整理」
・中学生英語の知識を定着させたい→上記3「問題演習」

<実力>
・中学生英語が苦手→上記1「文法の解説」
・中学生英語が得意→上記2「要点整理」、上記3「問題演習」

<勉強にかけられる時間>
・時間はたっぷりある→上記1「文法の解説」を読んで上記2「要点整理」で頭の中を整理する。最後に上記3「問題演習」で知識を定着させる
・時間がない→上記2「要点整理」の問題集で、弱点を知る。弱点の箇所だけ上記1「文法の解説」の参考書を読んで、必要があれば(弱点の箇所だけ)上記3「問題演習」を解く。

ただ、いくら参考書がよくても、勉強の途中で挫折してしまえば意味がありません。というわけで、最後に勉強の途中で挫折しないための方法を紹介します。

勉強の途中で挫折するのを防ごう

勉強の途中で挫折しないようにするためには、参考書選びが重要です。

上記1「文法の解説」の参考書は、読んでいる途中で挫折しないような参考書を選びましょう。具体的には、「丁寧な説明」「わかりやすい」というポイントに絞って選ぶといいでしょう。逆に、「文法のことなら何でも載っている」というような網羅性のある参考書はオススメできません。ちなみに、オススメの参考書は以下です。

基本にカエル英語の本〜英文法入門編
可愛いイラストでまるで絵本のような参考書です。丁寧でわかりやすい解説で有名です。

もう一度 中学英語
まるで中学校の授業をうけているような感じになれる参考書です。丁寧でわかりやすいです。

マンガで学ぶ小学生英語ドリル
英語が特に苦手な中学生にオススメの参考書です。黒魔道師を倒すストーリーを読みながら英語学習できる参考書です。

眺めてわかる英語の本
マンガを読みながら、中学生英語、高校英語を一気に勉強できる本です。中学生の中でも成績がいい人にオススメです。

次に上記2「要点整理」の参考書は、「ページ数が少ない」「適度に文法の解説がある」「例文に文法のポイントが入っている」の3つの要素があるものがオススメです。この条件にあてはまる参考書として、たとえば「ゼロから始める! 大人のための中学英語」があります。

上記3「問題演習」の参考書ですが、最初はページ数が少ないものを選ぶといいでしょう。

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